※写真:「鉄道ファン」編集部
東武7820型は1957年(昭和32年)から1960年(昭和35年)にかけて31編成62両が新製された20m級の通勤形車両です。クハにトイレが設置されていない他は、モハ7890型グループに準じた仕様です。片開きドア、木製床、非冷房、吊り掛けモーターに板バネ台車で構成され、7800型と比べて窓の支持がHゴム支持となりました。また、車内の壁が金属製となったほか、日除けも「よろい戸」から「幕」に変更されました。
長編成化に対応するため、一部車両の運転台を撤去する中間車化改造を受け、4両固定編成も組まれていました。
長きに渡り、主に伊勢崎線や日光線、東上線で活躍しましたが、1985年(昭和60)、越生線での運用を最後に5000系列へ更新され、姿を消しました。
■東武7820型「セイジクリームカラー」の晩年の姿を完全新規金型で再現
■車両番号は付属する車両マークから、種別板・行先板は付属するステッカーからそれぞれ選択可能
■車両番号、社名、乗務員室立入り禁止は、付属する車両マーク(新規製作)からの選択式
■ステッカー(新規製作)が付属し、前面種別板、前面行先板、シルバーシートを収録
■避雷器、ランボード、屋上ステップ、前面渡り板、ジャンパ栓、前面貫通幌はユーザー取付け
■ベンチレーターは取付済み
■ヘッドライト(電球色)、テールライトが点灯
■フライホイール付きコアレスモーター動力ユニット搭載
■車端部付きロングシートパーツを実装
※商品の仕様は一部実車と異なる場合があります。