京急2100形は2000形の後継車両として1998(平成10)年に2扉の扉間転換クロスシート装備にて登場しました。登場当時に搭載されていたシーメンス製VVVFインバータ装置は、通称「ドレミファ」電車として親しまれていましたが、2008(平成20)年頃から順次機器更新が行われ、現在は消滅しています。
2013(平成25)年からは車体更新工事も行なわれており、クーラーの交換、車端部窓の開閉化、車内に液晶ディスプレイの設置、ドアの色調変更、ドアチャイムの設置、ベンチレーターの撤去等が行われました。2015(平成27)年からは前面種別・行先表示がフルカラーLED化されています。
2020(令和2)年9月から11月頃にかけて、車体に大田区公式PRキャラクター「はねぴょん」がラッピングされていました。
■2020(令和2)年9月から11月頃に運行された、大田区公式キャラクター「はねぴょん」がラッピングされた2100形「KEIKYU BLUE SKY TRAIN」
■車体にラッピングされた「はねぴょん」を精密印刷にて再現
■台車は実車同様のTH2100を採用
■車両番号、KEIKYUロゴ、前面2100スリットロゴ、けいきゅんは印刷済み
■前面側面種別・行先表示、運行番号、優先席、弱冷房車、車椅子、ベビーカーマークは付属ステッカー(新規製作)からの貼付式
■列車無線アンテナ、ベンチレーター、ヒューズボックス、避雷器、SRアンテナはユーザー取付け
■ヘッドライト(電球色)、テールライト(赤色)、前面種別・行先表示(白色)、前面運行番号(白色)、通過標識灯(電球色)が点灯
■フライホイール付きコアレスモーター動力ユニット搭載
※商品の仕様は一部実車と異なる場合があります。