写真は試作品です。
名鉄1000系は1988(昭和63)年に7000系「パノラマカー」の後継車としてデビューした特急専用車両です。「パノラマsuper」の愛称を持ち、前面展望を満喫できるハイデッカー展望席やバケットタイプの回転リクライニングシートが採用されました。トイレ・車内案内表示機・リアルタイムニュースの表示などのサービス機器も充実し、最高速度も120km/h対応となりました。
その後1000系4両で構成された全車特別車編成は、特急政策の見直しにより、2008(平成20)年12月をもって引退。一部特別車編成に組み替えられた車両以外は、通勤車5000系に機器が流用され、廃車となりました。
「ブルーライナー」は、1994(平成6)年の名古屋鉄道創業100周年を記念して、同年7月から1997(平成9)年10月まで運行された車両で、標準色の1000系とともに名鉄各線の特急列車として運転されました。
■創業100周年を記念して運行された名鉄1000系「ブルーライナー」を製品化
■先頭車用台車FS039を新規製作し、車両ごとに違う台車を再現
■車両番号、Mロゴマーク、指定席車マーク(小)は印刷済み
■側面種別行先表示(3種)、号車表示、ドアステッカーは付属ステッカー(新規製作)からの選択式
■列車無線アンテナ、ヒューズボックス、避雷器、臭気抜き、電話アンテナ、ラジオアンテナはユーザー取付け
■信号炎管は一体彫刻表現
■ヘッドライト(電球色)、テールライト(赤色)、前面ヘッドマーク(白色)が点灯
■フライホイール付きコアレスモーター動力ユニット搭載
■PT42Lパンタグラフ搭載
※商品の仕様は一部実車と異なる場合があります。