小田急クヤ31形は、軌道や架線設備の保守点検を行なう総合検測車両として2003(平成15)年11月に竣工し、2004(平成16)年4月から運用されています。
それまで小田急電鉄では、軌道や架線設備の保守点検は終電後の夜間に行なっていましたが、軌道検測車の老朽化と夜間作業の効率化を目指し、通常列車と同じ扱いで日中の検査実施が可能な検測車両として導入されました。
車体形状、運転機器類は3000形に準じており、車内に各種検査機器が配置されています。検査運用時には、専用の設備が施された1000形(4両編成)とともに使用されます。
■クヤ31形検測車の「TECHNO-INSPECTOR」との愛称が付いた現在の姿を再生産
■車両番号は印刷済み
■ロイヤルブルー帯・TECHNO-INSPECTORロゴ印刷済み
■信号炎管はユーザー取付け
■列車無線アンテナ、集電状態監視装置、投光器、電柱位置検出器は取付済み
■走行中はヘッドライト(電球色)、テールライト(赤色)が点灯
■台車は専用品(TS1028)を装着
■パンタグラフは専用品(<5816>PT9002-A)を装着
■中間部はドローバー対応(<30311>・<30312>に付属のドローバーを使用)
※商品の仕様は一部実車と異なる場合がございます。