京王5000系は、2017(平成29)年に京王初の座席指定列車として登場した車両です。座席指定列車として使用する場合はクロスシートに、それ以外はロングシートに座席が変換できるようになっています。
外観デザインは、シャープで立体的な形状とスピード感のある配色が特徴です。車内も、これまでの通勤車にはみられない自然の風合を生かした落ち着いた雰囲気と上質さが演出されています。
現在は座席指定列車「京王ライナー」の愛称で、新宿—橋本・京王八王子・高尾山口間ほか、臨時列車「Mt.TAKAO号」の愛称で新宿—高尾山口間、ロングシートでの一般運用として、都営地下鉄新宿線への相互直通乗入れも見られます。
5737編成は2022(令和4)年10月に増備された編成で、日本初となるリクライニング機能を備えたデュアルシートの搭載、新造時よりデジタル無線に対応したアンテナの設置など、既存の編成と差異があります。
■日本初の「リクライニング機能付きデュアルシート」を備えた京王5000系5737編成
■屋上アンテナが2基搭載された屋根を新規製作して再現
■車両番号、KEIOマーク、優先席(車体)、車椅子・ベビーカーマーク、号車表示は印刷済み
■ステッカー(新規製作)は、種別行先表示、優先席(窓用)、弱冷房車、女性専用車、スカートの黒色表現を収録
■列車無線アンテナ、WiMAXアンテナ、ヒューズボックス、床下はしごはユーザー取付け
■避雷器は一体彫刻表現
■ヘッドライト(白色)、テールライト、前面行先表示(白色)、通過標識灯(白色)が点灯
■フライホイール付きコアレスモーター動力ユニット搭載
■座席はクロスシートパーツで下り(京王八王子・高尾山口・橋本方面)列車を再現
■別売りの<31846>増結用中間車6両セット(動力無し)と組み合わせることで、実車と同じ10両編成を再現可能
※商品の仕様は一部実車と異なる場合があります。
前回製品<31593>との違い
■アンテナが2本搭載した屋根を新規製作
■車両番号の変更