113系7700番台は草津線電化と湖西線用として、投入された2700番台に高速化工事を施したグループです。
今回製品化する30N体質改善車は、1998(平成10)年から実施された40N体質改善工事に比べ、その後の使用期間に応じて、40Nでは実施されていた側窓の形状変更や雨樋の張り上げ化、ドアエンジンの交換などは省略されましたが、半自動ドアボタンの設置や座席の転換クロスシート化などは継続されています。
施工後も引き続き、草津線や湖西線を中心に活躍を続けましたが、後継車両の転入に伴い、2023(令和5)年4月1日をもって運用を終了しました。
活躍末期には床下機器・台車などの下回りがグレー化されていた点も特徴の一つです。
■吹田総合車両所京都支所のJR113系7700番台30N体質改善車を活躍末期の京都地域色にて製品化
■編成全車の台車がグレー化されたL-12編成をプロトタイプに製品化
■車両番号、スカート編成番号、所属表記、ATS表記、エンド表記は印刷済み
■列車無線アンテナ、信号炎管、ヒューズボックス、ホイッスル、避雷器、前面貫通幌、ジャンパ栓はユーザー取付け
■種別・行先表示、優先座席、弱冷車、車椅子、ベビーカーマークは付属ステッカー(新規製作)選択式
■タイフォンカバーは取付け済み
■ヘッドライト(電球色)、テールライト(赤色)、前面行先表示(白色)が点灯
■フライホイール付きコアレスモーター動力ユニット搭載
※商品の仕様は一部実車と異なる場合があります。
前回製品<30418>との違い
■車両番号変更
■前面種別/路線名を付属ステッカーからの選択式に変更
■新規製作のステッカーが付属