名鉄3500系は、それまでの通勤形車両6000系列(6000・6500・6800系)の後継車両として、VVVFインバータ制御、電気指令式ブレーキ、ワンハンドルマスコンを名鉄で初めて採用し、高速性能の向上による120km/h走行の実現など新機軸が盛り込まれた高性能通勤車として1993(平成5)年に登場しました。
車体は6500系に準じた普通鋼製の3扉ロングシートで、前面にはスカートが取り付けられています。また、電気指令式ブレーキ装備車であることを示す「ECB」ロゴが前面に貼付されています。
2017(平成25)年から本格的な更新工事が実施され、制御機器の更新の他、行先表示器のフルカラーLED化、ドアチャイムの設置、車内案内表示器の更新などが行なわれています。
■名鉄各線で活躍する3500系機器更新車を再生産
■専用のライトユニットにて前面行先表示と標識灯が点灯
■車両番号、対空表示、コーポレートマーク、ECBマークは印刷済み
■種別行先表示、優先席、車椅子・ベビーカーマーク、ドアステッカーは付属ステッカーからの貼付式
■列車無線アンテナ、ヒューズボックスはユーザー取付け
■信号炎管、避雷器、ランボードは一体彫刻表現
■ヘッドライト(電球色)、テールライト(赤色)、前面種別行先表示(白色)、標識灯(緑色)が点灯
■車端部付きロングシートパーツを実装
※商品の仕様は一部実車と異なる場合があります。