近鉄9020系は「シリーズ21」と総称される「人にやさしい、地球にやさしい」をキーワードに開発された通勤車両で、2000(平成12)年に登場しました。編成ごとにVVVFインバータ制御装置の製造元やパンタグラフ、クーラー形状、行先表示機などに差異が見られます。
車両は2両編成で大阪線系統と奈良線系統に配置され、奈良線所属車は2006(平成18)年から阪神線への乗り入れ対応改造が施され、9820系や8600系などと共に阪神線乗り入れ運用や京都・奈良・橿原・天理線などで活躍しています。
9020系は主に増結用ですが、運用により1252系などと共に2両編成×3の6両編成で6基のパンタグラフを上げて走行する勇壮な姿がみられます。
■近鉄9020系を2両編成×3の6両編成セットで製品化
■台形の前期型クーラー車、フルカラーLED仕様の行先表示機を再現
■車両番号、阪神線相直対応マークは印刷済み
■前面・側面種別行先表示、優先座席、車椅子、ベビーカーマークは新規製作される付属ステッカーからの選択式
■列車無線アンテナ、ヒューズボックス、前面貫通幌はユーザー取付け
■ヘッドライト(白色)、テールライト(赤色)、前面種別・行先表示(白色)、通過標識灯(黄色)が点灯
■中間車に入る先頭車のライトは非点灯
■フライホイール付きコアレスモーター動力ユニット搭載
※商品の仕様は一部実車と異なる場合があります。