BEC819系は、JR九州が開発した世界初の交流による蓄電池車で、大容量蓄電池と急速充電システムを備えています。電化区間ではパンタグラフを上げて通常の電車として走行し、非電化区間では、電化区間で架線からの電力と回生ブレーキから発生する電力で充電した蓄電池からの給電により、パンタグラフを下げた状態で電車と同様に走行します。
車両は817系に準じた仕様・性能を有し、併結運転も行なわれています。側面乗降扉の青と、クハの床下一杯に配置された青い蓄電池が特徴です。
近年、計器用変圧器にカバーが取り付けられた登場当初から姿が変化しています。
■若松線・福北ゆたか線などで活躍する819系0番代
■屋上計器用変圧器にカバーが取り付けられた現在の姿
■車両番号、編成番号、JRマーク、各種ロゴ、各種表記は印刷済み
■前面・側面種別行先表示、優先席は付属ステッカー(新規製作)選択式
■避雷器、交流機器は取付済み
■列車無線アンテナ、信号炎管は一体表現
■ヘッドライト(白色)、テールライト(赤色)、前面行先表示(白色)が点灯
■フライホイール付きコアレスモーター動力ユニット搭載
※商品の仕様は一部実車と異なる場合があります。