近鉄では1963(昭和38)年9月から、魚介類行商人のための団体専用列車として「鮮魚列車」の運行を開始しました。これは、魚介類特有の魚臭などによる一般旅客への影響を考慮した措置で、初期には旧型の一般車やそれらを用途変更した荷物電車を使用していましたが、1989(平成元)年から1481系を専用車両として改造し運用、現在では2680系が3代目としてその任にあたっています。
2680系は1971(昭和46)年に通勤車としては初の冷房付き車両で4扉クロスシー トで登場した車両です。現在ではこの鮮魚列車を残すのみとなっています。
■魚介類行商人専用の「鮮魚列車」として活躍する2680系の2010(平成22)年ごろの姿を製品化
■ヘッドライト・通過標識灯は電球色で点灯
■フライホイール付きコアレスモーター動力ユニット搭載
■車両番号、前面方向幕の「鮮魚」表示は印刷済み
■ヘッドライト(電球色)・テールライト(赤色)・通過標識灯(電球色)が点灯
■列車無線アンテナ、ヒューズボックスは取付け済、換気装置は一体彫刻表現
※台車、床下機器は近似形状です。
※パンタグラフ付き中間車の屋根上ランボード位置及び配管類表現が、実車と異なります。
※鳥羽方先頭車(2684)の屋根上ランボード位置が、実車と異なります。
※大阪方先頭車(2782)の屋根上臭気抜きは、表現を省略しています。
※商品の仕様は一部実車と異なる場合があります。