南海10000系は昭和60(1985)年、南海本線の座席指定特急「サザン」用として製造されました。
登場時は先頭車のみの2連で、塗装も当時の南海電鉄通勤形車両を基にしたグリーンの濃淡でしたが、平成4(1992)年からは4連化及びシルバーメタリックを基調とした新塗装に塗り替えられました。 4連化に際しては、もともとの先頭車を中間車化改造して組み込んだ編成と、新造した中間車を組み込んだ編成に組成変更され、編成に差異が見られます。
■車両番号・社紋は印刷済み
■前面表示幕・種別幕・側面表示幕は付属ステッカーによる選択式
■前照灯(電球色)・尾灯(赤色)はLED基板で明るく点灯