※写真は製品を組み立て後、塗装を施したものです。
クモハユニ44形は,当初,横須賀線の小荷物・郵便輸送用として1935(昭和10)年にモハユニ44形として製作され,関東地方では珍しい42系ボディの保持車でした.戦後に3両が身延線へ転出し,トンネル断面の関係で架線高さの低い同線の特殊事情にあわせて,車体全長にわたる低屋根化工事が行なわれました.そのため,原形とは全く異なる特異な車両となり,形式もクモハユニ44800〜802号に変更されました.
唯一,大糸線へ転出して原形のまま使用されていたモハユニ44003(後に改番してクモハユニ44000)も,後に身延線に転出して低屋根化改造され,クモハユニ44003となりましたが,こちらはパンタグラフを後部へ移し,その部分のみを低屋根化する後期の標準手法が採用されたため,原形の面影をよく残していました.
身延線名物として,ファンに親しまれたこれら4両のクモハユニ44形も,車両の新性能化にともない廃車となりました.
・ボディ(グレー成形)
・屋根(全面P付き)/床板/ベンチレーター(グレー成形)
・屋根(部分P付き)/床板/ベンチレーター(グレー成形)
・床下機器 No.5(黒色成形)
・塩ビガラス
・曇りガラス
・ウエイト
・取扱説明書
※詳しくは、取扱説明書をご覧ください。
■板状の未塗装プラ製車体キットです(成型色:グレー)。
■本キットは、クモハユニ44形2両が制作できます。
■未塗装キットのため、ディテールアップ工作や塗装にこだわった製作が可能です。
※塗料はプラ用塗料(GM鉄道カラーなど)をご利用ください。
※動力ユニット、台車、パンタグラフ、車両マークは別売りです。
※本製品にステッカーは含まれません。
※模型化にあたり一部実車と異なる箇所がございます。予めご了承ください。