※写真は製品を組み立て後、塗装を施したものです。
■サロ45形
本キットのサロ45形は、側面裾に段差があり、リベットの多い1930(昭和5)年製で、そのまま組み立てるとW.C.取付け改造前の状態となります。グローブ型ベンチレーター、旧タイプのプレスドア等から、昭和20年代末から昭和30年代初めの横須賀線時代(青2号+クリーム2号)が当てはまりますが、旧形国電末期の身延線・大糸線時代の姿にするには、説明書内の図を参考にW.C.設置後の姿にする必要があります。
旧スカ色(青2号+クリーム2号)時代は、ブルーの等級帯の下に、細いクリーム帯が入れられていましたが、2等制となったあとは帯色が淡緑に変更されて必要がなくなったため、細いクリーム帯は消滅しました。
■サハ48形
上記のサロ45形と同時期に製造された、横須賀線向けの付随車ですが、本キットのサハ48形は1931(昭和6)年製をプロトタイプとしています。飯田線では流電ことクモハ52形(1次車)と組んで、狭窓の編成美が見られました。多くが先頭車に改造され、クハ47形に編入されましたが、ともに湘南色に塗り替えられて、東北本線や高崎線の80系編成に組み込まれました。
塗装は、サロ45形と同じスカ色のほか、湘南色やぶどう色2号が存在しました。クハ47形では飯田線快速色や新潟色などのバリエーションが見られました。
・ボディ(サロ45形・サハ48形/グレー成形)
・屋根/床板/ベンチレーター(グレー成形)
・床下機器 No.4(黒色成形)
・塩ビガラス
・曇りガラス
・ウエイト
・取扱説明書
※詳しくは、取扱説明書をご覧ください。
■板状の未塗装プラ製車体キットです(成型色:グレー)。
■本キットは、サロ45形・サハ48形各1両が制作できます。
■セット封入の説明書には、ミニ改造ガイドとしてクハ47形の作り方を記載しています。
■未塗装キットのため、ディテールアップ工作や塗装にこだわった製作が可能です。
※塗料はプラ用塗料(GM鉄道カラーなど)をご利用ください。
※動力ユニット、台車、パンタグラフ、車両マークは別売りです。
※本製品にステッカーは含まれません。
※模型化にあたり一部実車と異なる箇所がございます。予めご了承ください。