※写真は製品を組み立て後、塗装を施したものです。
クハ86形300番台は、80系全金車の先頭車で,ナハ10系客車で確立された車両軽量化の技術を取り入れた、スマートな車体を持っていました。晩年には飯田線に集結して最後の活躍を見せ、旧型国電のラストを飾った名車両のひとつです。
「湘南色」と呼ばれるオレンジとグリーンの塗り分けとし、特に前頭部の塗り分けは時期や保守担当工場によって多少の差異が見られたため、必ずしもキットに刻印されている塗り分け線やモールドの限りではありません。また、岡山地区の保守を担った吹田工場では、混結するシルヘッダー付きの0番台等の塗り分けにあわせて、腰板の塗り分け位置が高く、窓下にはほとんどオレンジの部分がないという特徴が見られました。
80系の塗色は、他に「関西急電色」がありますが、この300番台は「湘南色」で登場したため、「関西急電色」は存在しませんでした。またサハ87形では、一部に「新潟色」や「スカ色」が存在し、サロ85形も「スカ色」化ののち、しばらく横須賀線で使用され、一等車不足を補ったこともありました。
・ボディ(グレー成形)
・屋根/床板/ベンチレーター(グレー成形)
・ウエイト止め
・床下機器 No.4(黒色成形)
・塩ビガラス
・ウエイト
・取扱説明書
※詳しくは、取扱説明書をご覧ください。
■板状の未塗装プラ製車体キットです(成型色:グレー)。
■本キットは、クハ86形300番台1両が制作できます。
■未塗装キットのため、ディテールアップ工作や塗装にこだわった製作が可能です。
※塗料はプラ用塗料(GM鉄道カラーなど)をご利用ください。
※動力ユニット、台車、パンタグラフ、車両マークは別売りです。
※本製品にステッカーは含まれません。
※模型化にあたり一部実車と異なる箇所がございます。予めご了承ください。