※写真は製品を組み立て後、塗装を施したものです。
クハ76形は、70系の先頭に立つ制御車で、その正面2枚窓の流線型は湘南型とともに、戦後の私鉄車両のデザインにも大きな影響を与えた有名なものでした。70系は、戦前の51系を近代化したような3扉セミクロスシートの中距離形電車で、当初は横須賀線に投入され、戦後関西から関東に転属したモハ43形やサハ48形とともに長編成で活躍しました。
111系が登場すると各地のローカル線に転属し、晩年には上越線・信越本線・両毛線・中央西線・呉線などの各線でその姿を見ることができました。特に独特の耐雪装備を施され、雪中に最後の活躍を見せた新潟地方のクハ76形は、国電ファンには忘れられない存在となっています。
各地のローカル線で活躍した時代の70系は、Tc+M+M+Tcの4両編成が基本で、特にTcはクハ76形以外に、線区によってクハ68形(上越線・信越本線・中央西線)、クハ75形(上越線・信越本線)、クハ77形(両毛線のみ)等が使用されました。また、上越線・信越本線の場合はサハ75形の代わりにサハ87形またはサハ85形が用いられました。
・ボディ(グレー成形)
・屋根/床板/ベンチレーター(グレー成形)
・ウエイト止め
・床下機器 No.4(黒色成形)
・塩ビガラス
・ウエイト
・取扱説明書
※詳しくは、取扱説明書をご覧ください。
■板状の未塗装プラ製車体キットです(成型色:グレー)。
■本キットは、クハ76形1両が制作できます。
■未塗装キットのため、ディテールアップ工作や塗装にこだわった製作が可能です。
※塗料はプラ用塗料(GM鉄道カラーなど)をご利用ください。
※動力ユニット、台車、パンタグラフ、車両マークは別売りです。
※本製品にステッカーは含まれません。
※模型化にあたり一部実車と異なる箇所がございます。予めご了承ください。