※写真は製品を組み立て後、塗装を施したものです。
クモハ41形は、国電初の20m級電動車として、1932(昭和7)年に登場した形式です。17m級の標準型電動車モハ33形(→クモハ11300)の扉間窓をひとつ増やしたようなスタイルで、当初は大阪の城東線(後の大阪環状線)、片町線に投入されました。後期のものは運転室前面が半流線形になり、また出力を強化してモハ60形と改称し、製造された車両もあります。
戦後は、両運転台のモハ40形を片運転台化したものや、低屋根改造されたものなども加わり、バラエティーに富んだ形式になりました。
塗装は当初「ぶどう色2号」が一般的でしたが、大阪地区(片町線・阪和線・城東線)の「オレンジ色」を皮切りに明色化が進み、飯田線・中央西線・信越本線・身延線・長野原線・日光線の「スカ色」、大糸線・美濃赤坂支線・富山港線の「スカイブルー」、宇部線・小野田線の「ぶどう色+警戒色(黄色)」などのカラーリングが見られました。
大阪地区用オレンジ色は、比較的早くに新性能化で消滅しましたが、晩年の宇部線・小野田線などで41系のみで鋼製された編成が見られた他は全く一定せず、ほかの旧型国電の各系列と自由に混結して使用されました。
・ボディ(グレー成形)
・屋根/床板/ベンチレーター(グレー成形)
・幌(黒色成形)
・床下機器 No.5(黒色成形)
・塩ビガラス
・ウエイト
・取扱説明書
※詳しくは、取扱説明書をご覧ください。
■板状の未塗装プラ製車体キットです(成型色:グレー)。
■本キットは、平妻型・片運転台車の更新後の姿(グローブ型ベンチレーター・プレスドア付き)を制作できます。
■未塗装キットのため、ディテールアップ工作や塗装にこだわった製作が可能です。
※塗料はプラ用塗料(GM鉄道カラーなど)をご利用ください。
※動力ユニット、台車、パンタグラフ、車両マークは別売りです。
※本製品にステッカーは含まれません。
※模型化にあたり一部実車と異なる箇所がございます。予めご了承ください。