※写真は組立見本です。
クモハ73形は、戦時設計電車モハ63(ロクサン)形の改装後の形式です。モハ63形は戦中・戦後の極度の車両不足と混乱した都市部の輸送事情に対応するため、限られた資材を最大限に活かして設計された国鉄初の4扉通勤形電車で、製造後も改良を重ねて使用されました。基本的には国鉄・私鉄の全ての20m級通勤形電車のもととなった形式といえます。
1970年代に国鉄呉線・可部線で運用されていた同車は車体色がウグイス、前面には警戒色としてオレンジ(黄かん)色が塗られていました。呉線では3~4両、可部線では2両で1984(昭和59)年頃まで運用されました。国鉄仙石線では、クリームと朱色の気動車色でしたが、順次ウグイス色(警戒色は無し)に変更され、1970年代後半には警戒色として黄色帯が追加され1979(昭和54)年頃まで運用されました。
・中間車ボディ(グレー/ウグイス色塗装済み)
・配管付き屋根/床板(ダークグレー)
・配管無し屋根/床板(ダークグレー)
・屋上機器(グレー)
・床下機器(8596A・8596BT・8596C/黒)
・塩ビ板
・ウエイト
・コアレスモーター動力ユニット取付アダプター
・組立説明書
■広島の沿岸地区や可部地区で活躍した旧型国電72・73系の着色済みアソートセット
■旧型国電72・73系ウグイス色の2~4両編成が製作可能
■ボディはグレー成形にウグイス塗装、床下機器は黒色成形
■床下機器は新規金型の「旧型国電床下機器」を収録
■屋根と床板はダークグレーで成形
■コアレスモーター動力ユニット取付アダプター1両分が付属
※本製品に台車、パンタグラフ、ステッカー、車両マーク、塗料は付属しません。
※着色済みエコノミーキットですが、一部塗装が必要です。
※商品の仕様は一部実車と異なる場合があります。