※写真は製品を組み立て後、塗装を施したものです。
マニ36形は、老朽化した戦前製荷物車を置き換えるために余剰座席車を改造して登場したバラ積み用の荷物車です。
ベースとなった車種の違いにより、台車形式や側面の窓形状・割り付けに違いがみられます。また、電気暖房装置を設備する車両には改造後の番号に+2000が付加されています。キットはスハ32形をベースに改造されたタイプで、荷物扉間の窓が2枚、乗務員室の窓が狭窓(実車で400mm幅)であることが特徴です。
マニ37形は、1966(昭和41)年から1968(昭和43)年にかけて、余剰や冷房化の対象から外れた旧特別二等車、スロ50形・51形・60形、スロフ53形等から格下げ改造して誕生した形式です。パレット輸送に対応するため、床棧のないフラットな床面で、パレットを固定する金具が付いています。急行列車に併結されて運用されたため、全車が「青15号」で塗装されていました。
キットのプロトタイプであるスロ60形からの改造グループでは、特別二等車時代からの片デッキ(車掌室側)の妻が、初期の切妻客車特有のスタイルを残しており、ファンからは「キノコ」や「食パン」等のニックネームで呼ばれていました。また荷物車改造時には、反対側にも出入口が追加されたため、両側で異なる出入口が特徴です。
・マニ36 ボディ(グレー成形)
・マニ36 屋根/床板(グレー成形)
・マニ37 ボディ(グレー成形)
・マニ37 屋根/床板(グレー成形)
・幌(黒色成形)
・塩ビ板(透明/クモリ/格子)
・床下機器(黒色成形)
・ウェイト
・取扱説明書
※詳しくは、取扱説明書をご覧ください。
■板状の未塗装プラ製車体キットです(成型色:グレー)。
■床下機器は黒色成形色
■未塗装キットのため、ディテールアップ工作や塗装にこだわった製作が可能です。
※塗料はプラ用塗料(GM鉄道カラーなど)をご利用ください。
※台車、車両マーク、は別売りです。
※本製品にステッカーは含まれません。
※模型化にあたり一部実車と異なる箇所がございます。予めご了承ください。