ナハネ10形は三等寝台車で、1957(昭和31)年に軽量設計寝台車の第1号として製造されました。車体幅は裾を絞った2900mmで、20mの車体長を初めて採用し、戦前のスハネ30形、スハネ31形と比較して余裕のある室内が実現しました。
室内は3段式寝台6名分を1区画としたコンパートメントに近いスタイルで、各区画上の丸い送風機カバーの突起に特徴がありました。また新製当初は、ドアが無塗装銀色の軽合金製でした。
1963(昭和38)年から1965(昭和40)年に全車緩急車化されてナハネ10形となり、さらに1966(昭和41)年から1969(昭和44)年に冷房改造が実施されてオハネフ12形となりました。
・ボディ(茶色)
・屋根(銀色)/床板(ダークグレー)
・ガーランドベンチレーター(銀色)
・塩ビ板
・床下機器
・幌
・ウェイト
■未塗装エコノミーキットシリーズを実車に即した色合いで成型
■組み立ててすぐ遊ぶことが可能
■塗装の手間が省けるように成型色を変更し、帯がある車両は印刷済みとして製品化
■ボディは茶色(GMカラー2 ぶどう色2号近似色)成型
■屋根・ガーランドベンチレーターは、銀色(GMカラー8 銀色近似色)で塗装済み
■屋根・床板ランナーに含まれるガーランドベンチレーターのほかに、<70-5>ガーランドベンチレーターが付属
※模型化にあたり一部実車と異なる箇所がございます。予めご了承ください。