小荷物列車 PartⅡ 5両編成セット

全室郵便車の代表格であるオユ10は、軽量構造の初形式で、車体はナハ10などと同様の形態をとり、郵便車特有の明かり取り窓や片デッキの仕様が特徴です。当初は非冷房仕様でしたが、後に冷房化や北海道向け改造などで改番などが行われました。
マニ36は，1965（昭和40）年代から1975（昭和50）年代にかけて、余剰となった優等客車から改造された形式で、種車の形態によりバリエーションがありました。
マニ60は、1953（昭和28）年から1955（昭和30）年に鋼体化客車の一員として、大量に製造された最もポピュラーな荷物車です。後に同じ鋼体化グループのオハニやオハユなどの合造車から改造されたグループも加わり、こちらもバリエーションが存在しました。
マニ44は、荷物輸送のパレット化のために1978（昭和53）年から製造された新型荷物車です。荷物列車の全廃後は一部がユーロライナー色となり「カートレイン・ユーロ名古屋」での使用や、トロッコ列車に改造された車両もありましたが、現在は全て廃車となりました。

●制作できる車両
オユ10×1両／マニ60×1両／マニ36×1両／マニ44×2両

●パーツリスト
・ボディ（グレー成形）×各車種分
※マニ44形のみ一体成形ボディ×2
・屋根／床板（グレー成形）
※制作する車両により、共通または専用の屋根があります（マニ44を除く）。
・幌（黒色成形）
・＜70-5＞ベンチレーター（グレー成形）
・塩ビ板（透明／クモリ／格子／〒マーク）
・床下機器（黒色成形・2種）
・角型（小）ベンチレーター
・クーラー（AU13 丸／グレー成形）
・ウェイト
・取扱説明書
※詳しくは、取扱説明書をご覧ください。

■製品は、板状の未塗装プラ製車体キットです（成型色：グレー）。
※マニ44形のみ一体成形ボディです（成型色：ライトグレー）。
■比較的末期の荷物専用列車の姿を再現できます。
■マニ36形は、スハ32形からの改造車が制作できます。
■マニ60形は、当初から荷物車として製造されたオリジナルタイプで、台車を別売りの＜5024＞TR23にするとマニ61形にもなります。
■マニ44形は、最後部となる部分の連結器やジャンパ栓受を精密に再現できる部品が付属しています。また、2019（令和元）年の生産分から一体成形ボディとし、別売りの非集電台車についても＜5050＞TR232形を新規に設定しました。
※塗料はプラ用塗料（GM鉄道カラーなど）をご利用ください。
※台車、車両マークは別売りです。
※本製品にステッカーは含まれません。

※模型化にあたり一部実車と異なる箇所がございます。予めご了承ください。