東武6050型は6000系の車体更新によって登場した2扉セミクロスシート車両です。1985(昭和60)年から1986(昭和61)年にかけて2両編成22本が更新により登場、更新途中に車両が不足することから完全新造編成が1985(昭和60)年に1編成、1986(昭和61)年に1編成が増備(これらの2編成は野岩鉄道へ譲渡)され、その後、1988(昭和63)年に7編成及び野岩鉄道向けの1編成が増備、1990(平成2)年には会津鉄道向けに1編成が製造されました。完全新造編成は台車がSUミンデン型台車になっている点が特徴です。
1996(平成8)年には増解結の効率化を図るため先頭部の連結器が自動連結器から電気連結器付き密着連結器へ交換され、前面向かって左側に取り付けられていたジャンパ栓受けが撤去されています。2001(平成13)年3月のダイヤ改正から日光線の普通列車で運用されることとなり、一部の編成で霜取り用パンタグラフが増設されました。
2017(平成29)年4月のダイヤ改正を最後に浅草への定期乗り入れが終了したため数本が廃車になり現在は日光線南栗橋以北のみでの活躍となっています。
■すべて更新車で構成された6両編成を製品化
■2017(平成29)年4月20日の浅草発最後の下り快速として運転された最終日の編成を再現
■車両番号、新ロゴは印刷済み
■種別・行先、優先席は付属ステッカー(新規製作)選択式
■列車無線アンテナはユーザー取付け
■ベンチレーター、ヒューズボックスは取付け済み
■臭気抜きは一体表現
■走行中はヘッドライト・標識灯(電球色)、テールライト(赤色)が点灯
■中間に入る先頭車のライトは非点灯
■フライホイール付きコアレスモーター動力ユニット搭載
※商品の仕様は一部実車と異なる場合があります。