西武9000系は1993(平成5)年から101系の車体更新車として10両編成8本の計80両が製造されました。わずかな仕様の差異があるほかは新2000系とほぼ同様の車体となっています。
走行機器などは101系の電装品からの再利用で構成され、2004(平成16)年から2007(平成19)年までに全ての編成が抵抗制御方式からVVVFインバータ制御方式に更新されました。また、2013(平成25)年頃から2014(平成26)年2月頃にかけて、全編成の戸袋窓が簡易的に閉鎖されるようになり、形態変化がみられるようになったほか、その後屋根上のベンチレーターが撤去されました。
2020(令和2)年11月現在は、新型車両40000系の導入により廃車や転属の動きがあります。
■9000系9102編成登場時4両編成を製品化
■4両編成で狭山線にて活躍した1994(平成6)年6月頃から10月頃の姿
■車両番号、前面種別・行先(普通/西武球場前)、社紋、各種表記は印刷済み
■側面前面種別・行先(普通/西武球場前)、シルバーシート、車椅子マークは付属ステッカー(新規製作)選択式
■列車無線アンテナ、ヒューズボックスはユーザー取付け、避雷器は一体彫刻表現、ラジオアンテナは取付け済み
■ヘッドライト(電球色)、テールライト(赤色)が点灯
■フライホイール付きコアレスモーター動力ユニット搭載
※商品の仕様は一部実車と異なる場合がございます。