JRキハ75形は、1993(平成5)年からキハ58・65形気動車の置き換え用として製造された車両です。カミンズ社製の350馬力エンジンを1両あたり2基搭載し、最高時速120kmでの運転が可能で、特急形のキハ85系と同等の性能を持っています。 2次車からは貫通扉上部に前照灯を設置、前面に変化が生じたほか、2012(平成24)年2月までにATS-PTを全車両に設 置、それに伴いスカート下部に保護板が設置されました。
主に関西本線から紀勢本線・参宮線に直通する快速「みえ」で活躍していますが、1999(平成11)年から2006(平成18)年までは名古屋〜奈良間の急行「かすが」でも活躍していました。
■「急行かすが」などで活躍したキハ75形、保護板設置前の原形スカートの姿
■1次車はスカートのコック穴フタ撤去前の2002(平成14)年頃の姿を再現
■車両番号、JRマーク、ATS表記、エンド表記、所属・定員表記は印刷済み
■種別行先表示、号車表示、シルバーシート、優先席(旧)、車椅子マークは付属ステッカーからの貼付式
■信号炎管、排気ダクト、マフラーは一体成型による彫刻表現
■ヘッドライト(電球色)、テールライト(赤色)が点灯
■中間に入る先頭車のライトは非点灯
■フライホイール付きコアレスモーター動力ユニット搭載
※商品の仕様は一部実車と異なる場合があります。