JR115系は、国鉄時代の1963(昭和38)年から1983(昭和57)年までにおよそ1900両が製造された勾配路線用の近郊形車両です。
1000番台は特に耐寒・耐雪強化構造を備え、クロスシートの間隔を拡大した「シー トピッチ改善車」で、そのため側面の窓割が従来車と異なる他、電動車(クモハ・モハ)の車端部に雪切室冷却風取入ルーバーが設置されている等の特徴があります。
国鉄の分割民営化に伴いJR西日本に継承されたグループは、その後車体更新工事が行なわれ、「30N体質改善車」、「40N体質改善車」として現在も活躍しています。
■115系1000番台の、岡山地区で活躍する「30N体質改善車」をプロトタイプに、特徴である電動車車端部の雪切室冷却風取入ルーバー・車端寄り戸袋窓閉鎖、側面方向幕が設置されていない車体などを新規金型で再現
■前面方向幕を点灯化
■フライホイール付きコアレスモーター動力ユニットを搭載
■車両番号、ATS表記、エンド表記、所属表記はそれぞれ印刷済み
■前面方向幕(3色LED仕様)は「岡山」を印刷済みで白色点灯
■ヘッドライト(電球色)、テールライト(赤色)が点灯
■列車無線アンテナ、信号炎管、ホイッスル、ヒューズボックス、避雷器はユーザー取付け
■貫通扉は車体同色(黄色)
■床下機器の一部は近似形状
※商品の仕様は一部実車と異なる場合がございます。